• 2025年10月29日
• カテゴリー：肘・手首・指の痛み

坂戸市　調理師　左肘の痛み　左肘が痛い「なべが持てなくて…」テニス肘　上腕骨外側上顆炎

【原因】調理師です。毎日、鍋やフライパンを持っています。また、趣味はゴルフで毎週、練習やコースに出てプレーしています。

なので、日頃から左肘には何となく痛みがあるので、サポーターを着けて仕事やゴルフをしています。

2週間前に重たい鍋を移動させようとした時に、バランスを崩して左肘を捻ってしまいました。

それ以降、鍋やフライパンなどの調理器具や食器類を持とうとすると痛くて力が入りません。

過去に肘を痛めた同僚に痛みを和らげる方法を教わって、テーピングやストレッチ、マッサージを試し、さらに仕事中に湿布を張っていますが、なかなか治らないです。

【施術】左肘外側の骨の出っ張り（上腕骨外側上顆）を指で押すと痛みます。また、左手首を上に向けたり、タオルを絞るような動作をすると痛みます。

超音波画像観察を行うと左短橈側手根伸筋が付着している上腕骨外側上顆の一部が剥離していました（画像、丸の中の二重になっている白線）。

さらに、短橈側手根伸筋が傷んで炎症（組織を治そうとする反応）を起こしていました（画像、矢頭の先の赤い箇所）。この症状は、上腕骨外側上顆炎（テニス肘・ゴルフ肘）です。

施術では剥離した組織を骨癒合させる専用の治療機器を使用します。また、患部周囲の上腕や前腕の筋肉が硬くなっているので、柔軟にして患部の負担を軽減していきます。

日常生活では、左肘が痛くてゴルフクラブを握れないのでのゴルフは暫くの間、休止します。

仕事中はエルボーバンドを装着して、短橈側手根伸筋の収縮を軽減させ、剥離した組織を骨癒合しやすくします。

調理師には自宅や職場でできる簡単な肘のケアを行ってもらい、可能な限り早期の治癒を目指します。

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当院では「痛みを診る」に取り組み、超音波画像検査装置を使用して痛みの原因や患部の状態を目で見て確認しています。

肘や腕の痛みでお悩みの方は当院までお問い合わせいただき、ご予約の上ご来院ください。きっと、あなたのお力になれると思います。

鶴ヶ島市　若葉　ふじみ接骨院　☎０４９-２７１-３５７０