• 2025年08月28日
• カテゴリー：肘・手首・指の痛み

坂戸市　高校生　バスケ部所属「骨折ですか⁉」右手薬指突き指（掌側板損傷）

【原因】部活の練習中にバスケットボールを受けそこなって、右手の薬指を突き指してしまいました。内出血していたので、保健室で湿布を貼ってテーピングで固定してもらいました。

受傷から5日経過しましたが、指を曲げようとすると痛くて曲げられません。本人と家族は骨折しているのではないかと心配しています。

【施術】右手薬指の第2関節の手の平の面が内出血していて腫れています。ゆっくり曲げようとするとすぐに痛みで曲げられなくなります。

超音波画像観察を行うと右手薬指の掌側板（掌側板：指の第2関節が過度に反り過ぎないように保護し、安定させる役割を持つ線維性の軟骨、靱帯組織）が剥離して内出血していました（画像、矢頭の先の黒い個所）。

本人と家族が心配されている骨折はありませんでした。突き指した指を曲げられるようにします。まず突き指した第2関節を真直ぐに牽引し、その後人差し指から小指までゆっくりと曲げて整復します。

整復は少し痛いのですが、整復した直後は、本人自ら曲げられるようになり「曲げやすくなった」とおっしゃっていました。約2週間、固定をして患部の安静を保ちます。

施術では、掌側板の組織修復と内出血の代謝を促進させる専用の治療機器を使用します。自宅や学校でもできる簡単なケアを行ってもらい、早期の治癒を目指します。

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当院では「痛みを診る」に取り組み、超音波画像観察装置を使用して痛みの原因や患部の状態を目で見て確認しています。

突き指や手首の痛みでお悩みの方は当院までお問い合わせ頂き、ご予約の上ご来院下さい。きっと、あなたのお力になれると思います。

鶴ヶ島市　若葉　ふじみ接骨院　☎049-271-3570